【3月3日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は2日、同国はロシアの侵攻を阻止していると強調、各地の住民は「英雄的な」抵抗を試みているとたたえた。

 ゼレンスキー氏は、メッセージアプリのテレグラム(Telegram)に投稿した動画で「わが国は敵の企てを1週間で打ち砕いた。その企ては何年もかけて練られた、ウクライナとその国民への憎しみに満ちた卑劣なものだった」と話した。また、進撃するロシア軍に抵抗している各都市の「英雄的な住民を心から称賛する」と語り掛けた。

 ロシア兵は侵攻開始から1週間で約9000人が死亡したとも述べたが、この発言内容については現時点では検証できていない。

 一方、ゼレンスキー氏は、カナダのジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)首相と会談したとツイッター(Twitter)に投稿。対ロシア制裁をめぐりリーダーシップを発揮してくれたことに謝意を伝えるとともに、「制裁措置を拡充させる必要性を強調した」ほか、「民間人への爆撃は直ちに中止されなければならない」と訴えたことを明らかにした。(c)AFP