【3月5日 AFP】英イングランド北部のアッシュボーン(Ashbourne)で今週、町全体を会場とし、住民総出で参加する恒例のフットボール大会「ロイヤル・シュローブタイド・フットボール(Royal Shrovetide Football)」が開催された。

 住民は、町を流れる川の北側で生まれたか、南側で生まれたかで「アッパーズ(Up'ards、上手チーム)」と「ダウナーズ(Down'ards、下手チーム)」に分かれ、約5キロ離れたそれぞれのチームのゴールを目指す。ルールはほとんどない。

 試合は、キリスト教の「告解の火曜日(Shrove Tuesday)」と「灰の水曜日(Ash Wednesday)」の2日間にわたり、各日8時間行われる。1667年から続く伝統の行事とされている。(c)AFP