【3月1日 AFP】アルゼンチン外務省は2月27日、代理出産で生まれた子どもを引き取るためウクライナに滞在していた夫婦5組が、新生児と共に帰国の途に就いたと明らかにした。

 5組の夫婦は出産の連絡を受け、数週間前にキエフ入り。しかし、ロシアによる侵攻を受け、新生児と一緒に駐ウクライナ大使公邸に保護された。その後、隣国ポーランドに退避、間もなく同国からアルゼンチンに戻る予定という。

 ウクライナは、商業代理出産が合法とされている数少ない国の一つ。報道によると、ロシアの侵攻により、数十組の夫婦が出国できなくなっている。

 また、キエフのクリニックが投稿した動画によれば、数十人の新生児が両親に引き取られずにいる。(c)AFP