【2月13日 AFP】米国で先月開催された「ミセス・ワールド(Mrs World)」世界大会をめぐり、スリランカ代表が「不正」が行われたせいで優勝できなかったと主張し、ミセス・スリランカのタイトルを剥奪された。大会主催者が先週、明らかにした。

 プシュピカ・デシルバ(Pushpika de Silva)さんは昨年4月、スリランカ最大都市コロンボ(Colombo)で開催された「ミセス・スリランカ」大会で優勝。その際、授賞式で前回優勝者にティアラを奪い取られ、話題になっていた。

 米ラスベガス(Las Vegas)で開催された先月の世界大会では、米国代表が優勝した。デシルバさんはソーシャルメディアへの複数の投稿で、自分が優勝できなかったのは審査員が不当な圧力を受けていたからだと主張した。

 スリランカ大会の主催者は、一連の主張により「スリランカの評判は国際的に」傷つけられたと述べ、デシルバさんからミセス・スリランカのタイトルを剥奪。今後、ミセス・スリランカとしてプロモーション活動を行うことを禁止した。

 昨年4月のスリランカ大会でティアラを奪い取ったことについて前回優勝者は、デシルバさんは離婚しているため大会に出場する資格がないと主張。一方のデシルバさんは、夫と別居中だが、法的には婚姻関係を維持していると反論していた。(c)AFP