【2月3日 AFP】コンゴ民主共和国(旧ザイール)の首都キンシャサの市場で2日、高圧架空電線が排水溝に落下し、26人が感電死した。地元当局が明らかにした。

 キンシャサ当局の広報担当者がAFPに語ったところによると、断線した電線が、朝の雨で満水になった溝に落下。暫定的な死者数として、26人が死亡したとみられている。死者の大半は商人と客だったが、通行人も複数含まれるという。当局は責任の所在をめぐる調査を開始した。

 排水溝は市場を横断する形でひかれていた。出店者の一人は「排水溝が詰まっているため、雨が降るたびに水が排出されず市場にあふれる。商人は皆、足が水に漬かったまま働かなければならない」と語り、「当局の完全な無関心」を非難した。(c)AFP