【1月29日 AFP】フランス首都パリ郊外で27日、少年(10)の遺体がスーツケースに押し込まれた状態で見つかり、警察は翌日、少年の母親(33)の身柄を拘束した。検察が明らかにした。

 遺体が見つかったのは、パリ東郊のフェリエールザンブリー(Ferrieres-en-Brie)。

 モー(Meaux)検察によると母親は、パートナーからの通報で行方を追っていた警察により、近隣のショワジールロワ(Choisy-le-Roi)の家族宅で身柄を拘束された。

 当初は、この親子宅で血痕が見つかったため、当局が直ちに捜索を開始していた。

 同検察によると、近所のごみ箱の中にあった車輪付きのスーツケースに、少年の遺体が遺棄されているのが見つかった。遺体には、刃物によるとみられる複数の深い傷があったという。死因を特定するため、検視が予定されている。(c)AFP