【1月14日 AFP】2021年シーズン限りでMotoGPを引退したバレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi、イタリア)が、2022年シーズンから四輪に転向し、GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ(GT World Challenge Europe)へ参戦することが決まった。

 バイクで通算9度の世界王者に輝いた42歳のロッシは、ベルギーのチームWRT(Team WRT)でアウディ・スポーツ(Audi Sport)のマシンを駆り、スプリントと耐久の両カテゴリーに臨む。

 ロッシは13日、「ご存じの通り、自分はカーレースの大ファンで、MotoGPのキャリアを終えたら、四輪で走ることにずっと興味を持っていた。ハイレベルなカーレースのプログラムに、プロとして適切なアプローチで専念する態勢が完全に整った」と話した。

「チームWRTは自分が追求していた完璧な場所であり、彼らと新たな冒険を開始することにわくわくしている」

 二輪でのキャリアと同様に、ロッシはナンバー46でレースに臨む。(c)AFP