【1月12日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間11日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は549万4101人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で3億963万7852人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 10日には世界全体で新たに6322人の死亡と309万1903人の新規感染が発表された。

 過去1週間の新規感染者が最も多い地域は欧州で、794万2397人(世界全体の45%)の感染が確認された。2番目に多いのは米国・カナダの563万2321人(同32%)。

 過去1週間の死者が最も多い地域は欧州で、2万1389人(世界全体の47%)が死亡。次いで米国・カナダの1万2208人(同27%)となっている。

 過去1週間の人口10万人当たりの死者数が多かった国(人口50万人未満の国を除く)は、上位からトリニダード・トバゴ(10.43人)、ブルガリア(7.61人)、ジョージア(6.92人)、クロアチア(6.46人)、ポーランド(5.71人)。

 過去1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が多かった国は、上位からキプロス(3521人)、フランス(2795人)、モンテネグロ(2755人)、アイルランド(2677人)、デンマーク(2565人)。

 ここ数日間で、1週間の新規感染者数が過去最多を記録した国・地域は、イスラエル、カボベルデ、ブルキナファソ、スリナム、ガイアナ、ニジェール、バルバドス、モナコ、カナダ、パナマ、アイルランド、ジャマイカ、アルゼンチン、キプロス、フィリピン、オーストラリア、サンマリノ、ウルグアイ、モーリタニア、ボリビア、イタリア、フィンランド、デンマーク、米国、モンテネグロ、レバノン、フランス、ポルトガル、メキシコ、トルコ、北キプロス、アンドラ、クロアチア、ノルウェー、スイス、ベトナム、ペルー、セルビア、ルクセンブルク、セントルシア、北マケドニア、アルバニア、スロベニア、ベルギー、ドミニカ共和国、ベリーズ、マリ、カタール、グレナダ、コンゴ共和国、リヒテンシュタイン、英領ジブラルタル(Gibraltar)。

 最も死者が多い米国では、これまでに83万9500人が死亡、6155万8507人が感染した。次いで死者が多い国はブラジルで、死者数は62万91人、感染者数は2255万8695人。以降はインド(死者48万4213人、感染者3587万5790人)、ロシア(死者31万7687人、感染者1068万4204人)となっている。

 人口10万人当たりの累計死者数が多い国は、上位からペルー(616人)、ブルガリア(454人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(416人)、ハンガリー(414人)、モンテネグロ(390人)となっている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染者として集計されないままとなっている。(c)AFP