【1月7日 AFP】台湾マクドナルド(McDonald's Taiwan)は7日、米国から輸入しているハッシュポテトが一部の店舗で不足しており、「世界的な輸送供給の不安定性」を理由に販売を休止せざるを得ないと発表した。

 各店舗内では販売休止を知らせる掲示が出され、メニュー上ではハッシュポテトが「一時的に購入不可」と表示された。

 台湾マクドナルドはウェブサイトで「店舗でハッシュポテトが不足しており、完売後は販売を一時停止する」と発表。「お客さまのご理解に感謝するとともに、ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と謝罪した。

 同社はハッシュポテトを補充した上で、今月後半にも販売再開を目指していると説明。フライドポテトは「通常通り」販売しているという。

 7日には日本マクドナルド(McDonald's Japan)も、9日から約1か月間、フライドポテトの販売をSサイズのみに限定すると発表した。同様の販売制限は、昨年末に引き続き2度目となる。

 新型コロナウイルスの大流行により、建築資材や木材、食品から書籍、マイクロチップ、電子機器に至るまで、物品の供給不足が世界中に波及している。(c)AFP