ジャン=マルク・ヴァレ監督死去、58歳 『ダラス・バイヤーズクラブ』など
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【12月27日 AFP】映画『ダラス・バイヤーズクラブ(Dallas Buyers Club)』などの作品で知られるジャン=マルク・ヴァレ(Jean-Marc Vallee)監督が死去した。58歳。広報担当者が26日、発表した。
ヴァレ氏はカナダ・ケベック(Quebec)州出身。米メディアは、同氏が週末にケベックシティー近郊の山小屋で急死したと報じている。現時点で死因は発表されていない。
ヴァレ氏は2013年、『ダラス・バイヤーズクラブ』で米アカデミー賞(Academy Awards)にノミネートされた。同作は、出演したマシュー・マコノヒー(Matthew McConaughey)さんとジャレッド・レトー(Jared Leto)さんに、それぞれ同賞の主演男優賞と助演男優賞をもたらした。
近年では、米ケーブル局HBO製作のドラマシリーズ「ビッグ・リトル・ライズ(Big Little Lies)」や「KIZU-傷-(Sharp Objects)」の監督としても称賛を集めた。「ビッグ・リトル・ライズ」では、プライムタイム・エミー賞(Primetime Emmy Awards)を受賞した。
この他の代表作に、エミリー・ブラント(Emily Blunt)さん主演の『ヴィクトリア女王 世紀の愛(The Young Victoria)』(2009年)や、リース・ウィザースプーン(Reese Witherspoon)さん主演の『わたしに会うまでの1600キロ(Wild)』(2014年)などがある。(c)AFP