【10月4日 AFP】4日の香港株式市場で、経営危機に陥っている中国の不動産開発大手、恒大集団(Evergrande Group)の株式の取引が停止された。

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 恒大集団は巨額の負債を抱えており、株価は今年に入って約80%下落している。

 恒大の関連商品の取引も停止された。先週、上海証券取引所への上場を断念した電気自動車子会社については、株価が取引開始後に6%下落したものの、取引自体は停止されていない。

 恒大集団は3000億ドル(約33兆円)を超える負債を抱えており、中国国内のみならず世界経済への影響が懸念されている。(c)AFP