【9月29日 Xinhua News】中国の中華全国工商業連合会（工商連）はこのほど、湖南省長沙市で2021年中国民間企業上位500社ランキングを発表した。上位3社は、通信機器大手、華為技術（ファーウェイ）の親会社である華為投資控股、ネット通販大手の京東集団（JDドット・コム）、化学大手の恒力集団で、上位5社の年間売上高総額はいずれも6千億元（1元＝約17円）を超えた。

　全国工商連の黄栄（Huang Rong）副主席によると、上位500社にランクインした企業の売上高の最低額は、総合では前年比32億9700万元増の235億100万元、製造業では11億3300万元増の100億5100万元、サービス業では33億2500万元増の322億7600万元だった。

　華為投資控股の売上高は8913億6800万元で、6年連続で総合と製造業の上位500社の首位を守り、京東集団はサービス業の上位100社で首位となった。

　上位500社に名を連ねる民間企業の全体指標は複数項目が上向き、民間経済の旺盛な活力を示した。上位500社の20年の売上高総額は前年比16・4％増の35兆1200億元、納税総額は1兆3600億元で全国税収総額の8・8％を占め、従業員総数は6・3％増の1109万1100人で全国の1・5％を占めた。

　全国工商連が民間企業調査を実施するのは今年で23回目となり、今回は売上高5億元以上の企業5785社が参加した。(c)Xinhua News/AFPBB News