【8月7日 Xinhua News】中国国家移民管理局は4日の記者会見で、海外での新型コロナウイルス感染再拡大が顕著となり、中国の感染流入防止策が厳しい状況に直面していると説明し、水際対策の強化により感染流入を厳重に防いでいく考えを示した。

 同局は具体的措置として、国境・通関地、国際航空便到着エリアの管理をさらに強化し、港での不必要な上陸、乗船、接岸を制限するほか、不要不急の国境移動を厳格に制限し、通行証明書の発行審査を厳格化するとともに、緊急性のない普通旅券(パスポート)などの証明書類の発行を一時停止する方針を掲げた。

 国際的な感染防止活動や企業の業務・生産再開のために出入国が必要な中国公民については、随時的な審査や迅速な手続きを実施する方針を示し、世界の感染防止活動を積極的に支援し、経済回復を後押していくと表明した。(c)Xinhua News/AFPBB News