【7月30日 CNS】中国安徽省(Anhui)の安徽省博物館で各王朝の文化を振り返る「雄風盛歌――周、秦、漢、唐の文明精華展」が開かれており、唐代の女性のメークや衣装の展示が人気となっている。

 展示会は7月6日から始まり、唐の都・長安のあった陝西省(Shaanxi)歴史博物館と共催している。

 7段階に分かれた唐代の女性のメーク「七歩法」は、おしろいを塗り、眉毛を描き、口紅を付け、額に花の模様を描く「花鈿(かでん)」などの流れをイラストで説明。流行していた髪形や眉毛、口紅の形も展示している。

 会場では、唐代の「祭服」「朝服」「公服」「常服」の4種類の衣装も紹介。祭服、朝服、公服は伝統的な漢民族の衣装を継承しており、常服は北方民族や西方民族の影響を受けている。唐王朝では色、模様、装飾にさまざまなルールがあり、当時の社会階層を反映していた。(c)CNS/JCM/AFPBB News