【7月4日 AFP】(更新、写真追加)フィリピン南部スルー(Sulu)州ホロ(Jolo)島で4日、軍用機が墜落し、少なくとも17人が死亡、40人が負傷した。

 デルフィン・ロレンザーナ(Delfin Lorenzana)国防相によると、輸送機C130ハーキュリーズ(Hercules)が着陸に失敗し、墜落。92人が搭乗しており、大半が兵士だった。

 搭乗者の多くは基礎的な軍事訓練を最近終えたばかりで、対イスラム過激派合同部隊に加わるためホロ島に派遣されていた。

 フィリピン南部では身代金目的の拉致を繰り返す「アブサヤフ(Abu Sayyaf)」などの武装集団が活動しており、多数の軍部隊が配備されている。(c)AFP