【12月21日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間20日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は168万5785人に増加した。

【図解】新型コロナ 各国のワクチン発注量

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも7620万7740人の感染が確認され、少なくとも4858万4100人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 19日には世界全体で新たに1万1392人の死亡と62万9483人の新規感染が発表された。 死者の増加幅が最も大きいのは米国の2971人。次いでブラジル(706人)、メキシコ(627人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに31万6202人が死亡、1765万9271人が感染し、少なくとも629万8082人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は18万6356人、感染者数は721万3155人。以降はインド(死者14万5477人、感染者1003万1223人)、メキシコ(死者11万7876人、感染者131万3675人)、イタリア(死者6万8447人、感染者193万8083人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの160人。次いでイタリア(113人)、ペルー(112人)、スロベニア(111人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(110人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が51万4689人(感染2376万572人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が48万3959人(感染1460万9974人)、米国・カナダが33万313人(感染1815万9017人)、アジアが21万360人(感染1339万3621人)、中東が8万6760人(感染376万963人)、アフリカが5万8761人(感染249万2919人)、オセアニアが943人(感染3万682人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP