【10月27日 AFP】20-21イングランド・プレミアリーグは26日、第6節の試合が行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は孫興民(Heung-Min Son、ソン・フンミン)がまたしてもハリー・ケイン(Harry Kane)との連携からゴールを奪い、アウェーでバーンリーFC(Burnley FC)を1-0で下して5位に浮上した。

「ビッグ6」の各クラブは、開幕からの数週間で意外にも勝ち点を取りこぼしており、トッテナムもこの日、フラストレーションをためたまま敵地ターフ・ムーア(Turf Moor)を後にすることになるかと思われた。

 しかし76分、ケインがヘディングでパスを送ると、これに孫が至近距離から頭で合わせ、今季のリーグ戦での8得点目をマークした。

 6試合を終えて3勝目を挙げ、勝ち点を11にまで伸ばしたトッテナムは、首位エバートン(Everton)と2ポイント差になっている。

 トッテナムのジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は、互いの連携からプレミアリーグで通算29ゴールを挙げている孫とケインの両アタッカーを称賛した。

 モウリーニョ監督は「マウリシオ(・ポチェッティーノ<Mauricio Pochettino>前監督)の時代からのものだと理解している」「全てを自分の功績にしたくない。マウリシオと分かち合いたい」とコメントした。

「彼らは長い間一緒にプレーしているが、今ハリーは常に9番(センターフォワード)というわけではないから、違った形になっているかもしれない」「私がよりうれしく思っているのは、彼ら2人がトッププレーヤーでありながら親しい友人で、嫉妬心を持っていないこと。共にチームのためにプレーしている」

 プレミアリーグで互いの連携から最も多くゴールを挙げたコンビは、計36得点をマークしたディディエ・ドログバ(Didier Drogba)氏とフランク・ランパード(Frank Lampard)氏となっている。(c)AFP