エバートンの無敗途切れる 指揮官は退場処分を非難
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【10月26日 AFP】20-21イングランド・プレミアリーグは25日、第6節の試合が行われ、エバートン(Everton)は0-2でサウサンプトン(Southampton FC)に敗れ、開幕から続いていた無敗が途切れた。チームを率いるカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は、リュカ・ディニュ(Lucas Digne)を退場にしたケビン・フレンド(Kevin Friend)主審の判断を「ジョーク」と非難した。
エバートンは今季公式戦8試合無敗としていたが、敵地セント・メリーズ(St Mary's Stadium)での無気力な戦いぶりの代価を払うことになった。
サウサンプトンは前半、ジェームズ・ウォード・プラウズ(James Ward-Prowse)が先制点を挙げると、さらにチェ・アダムス(Che Adams)が追加点を決めた。
トフィーズ(エバートンの愛称)の左SBディニュは、後半にカイル・ウォーカーピータース(Kyle Walker-Peters)への危険なタックルで退場処分を受けたが、自分の足が相手のかかとに乗っかって転んだと主張した。
アンチェロッティ監督は「レッドカードはジョークだ。意図的ではなかったし、暴力的でもなかったのも確かだ。イエローだったかもしれないが」とすると、「正しくも、公平でもない。確実に不服を申し立てる」と続けた。
この結果エバートンはリバプール(Liverpool FC)と勝ち点13で並んだものの、得失点差で昨季王者を抑えて首位に立っている。
一方、レスター・シティ(Leicester City)は不安定なアーセナル(Arsenal)に1-0で勝利し、4位を守っている。
試合はスコアレスドローに終わるかに思われたが、ふくらはぎのけがでベンチスタートとなっていたジェイミー・バーディー(Jamie Vardy)が途中交代から決勝点を挙げた。
バーディーはアーセナルを長らく苦しめており、リーグ戦では12度の対戦で11ゴールを決めている。
敗れたアーセナルはリーグ戦ここ4試合で3敗目となり、暫定10位に沈んでいる。(c)AFP/Steven GRIFFITHS