【10月19日 AFP】20-21スペイン1部リーグは18日、第6節の試合が行われ、ビジャレアル(Villarreal CF)はダニエル・パレホ(Daniel Parejo)が古巣バレンシア(Valencia CF)から決勝点を奪い2-1で勝利した。後半途中から出場した久保建英(Takefusa Kubo)は、パレホの得点を演出するも、後半アディショナルタイムに退場処分を受けた。

 パレホはバレンシアで出場した試合のほとんどでキャプテンを務めた。チームから夏の新天地行きを認められた数少ない主力選手の一人だったパレホは、69分に久保からボールを受けてシュートを放つと、ボールは相手に当たってゴールに吸い込まれその価値を証明した。この結果、ビジャレアルはレアル・マドリード(Real Madrid)を1ポイント上回り2位につけた。

 先月の第3節でFCバルセロナ(FC Barcelona)に0-4で大敗したものの、ビジャレアルは6試合を終えて11ポイントを獲得しており、7月に指揮官に就任したウナイ・エメリ(Unai Emery)監督にとって好調な出だしとなった。

 エメリ監督は過去にバレンシアを指揮しており、PKで先制点を挙げたパコ・アルカセル(Francisco ‘Paco’ Alcacer Garcia)もバレンシアでプレーしていた。

 前半のうちにゴンサロ・ゲデス(Goncalo Guedes)にゴールを許し追いつかれたビジャレアルだったが、久保のヒールパスを受けたパレホのシュートはムクタル・ディアカビ(Mouctar Diakhaby)に当たって弧を描いてゴールに吸い込まれた。64分に投入された久保は、チームの勝利に貢献したもののその後退場となり、最後までピッチに立つことはできなかった。(c)AFP