【10月7日 AFP】19-20NBAファイナル(7回戦制)は6日、米フロリダ州オーランド(Orlando)で第4戦が行われ、レブロン・ジェームズ(LeBron James)が28得点を挙げたロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)が102-96でマイアミ・ヒート(Miami Heat)に勝利し、17回目のファイナル制覇に王手をかけた。

 4日の第3戦ではヒートに敗れたレイカーズだったが、この日はそこから立ち直って守備での激しい体のぶつけ合いに応じると、接戦が続いた中で終盤に相手を引き離した。レイカーズはこれで戦績を3勝1敗とし、9日の第5戦に勝利すればタイトル獲得が決まる。

 スロースタートだったジェームズも後半にエンジンがかかってチーム最多得点をマークし、8アシスト、12リバウンドも記録した。アンソニー・デイビス(Anthony Davis)が22得点を稼ぎ出し、ケンテイビアス・コールドウェルポープ(Kentavious Caldwell-Pope)も15得点でチームに貢献した。

 特に、コールドウェルポープの終盤の3ポイントシュートとレイアップは、残り2分で点差を7点に広げる貴重な得点だった。さらにレイカーズは残り40秒でデイビスがこの日2本目の3ポイントを沈め、100-91として実質的に勝負を決めた。

 ヒートでは、前の試合で40点を決めてチームを救ったジミー・バトラー(Jimmy Butler)が22点にとどまった。新人のタイラー・ヒーロー(Tyler Herro)が21得点を加えた。(c)AFP