【9月7日 AFP】(更新)チュニジアで6日、国家警備隊員が刃物による攻撃を受けて死亡した事件で、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が翌7日、犯行声明を出した。

 IS系の通信社アマク(Amaq)は、襲撃を実行したのはISの戦闘員らだと、メッセージアプリのテレグラム(Telegram)で発表した。

 攻撃は同国の沿岸都市スース(Sousse)の観光地で発生。その後同じ地区内で続いた銃撃戦で、襲撃犯3人が射殺された。国家警備隊は「テロ行為」だと断定していた。

 チュニジア当局は7日、この攻撃をめぐり7人を逮捕したと発表している。

 同国では2011年の「ジャスミン革命」以降、イスラム過激派による攻撃が後を絶たず、治安当局者らや一般市民、外国人観光客らが犠牲になっている。(c)AFP