【8月26日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)は25日、来月24日にハンガリー・ブダペストで行われるUEFAスーパーカップ(UEFA Super Cup 2020)について、スタジアムの収容人数の3割まで観客の入場を認めると発表した。

 欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)王者のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)と、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2019-20)覇者のセビージャFC(Sevilla FC)が激突するこの一戦は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)によってサッカー界が無観客での試合を強いられるようになってから、ファンを入れて行われる初の国際試合となる。

 UEFAのアレクサンデル・チェフェリン(Aleksander Ceferin)会長は「困難なときでもサッカーを続けられるということを証明するのは重要だったが、ファンがいないことで試合はどれほどかの個性を失った」とコメントした。

「ブダペストでのUEFAスーパーカップを、ファンの入場を再び実現し始めるための実験として生かせることをわれわれは願っている」

 執行委員会による会議の後、同連盟は、当初7月9日に決定されていたように「他の全てのUEFA主催試合は、追って発表があるまで無観客での開催が続く」と述べた。(c)AFP