コロナウイルスは、私たちの日常、そして、人々の命がいとも簡単に奪われ続けている。
このような、想像もしなかった悲惨な状況に置かれた我々にとって、今まで当たり前だと思っていたことが、どれだけ幸せなことであったかを思い知らされるきっかけになったのではないかと感じる。この写真のように、医療関係者などをここまで称賛することが、今まであっただろうか。この写真からは、人々が心から医療関係者に感謝をしていることや、協力意志が伝わってくる。
未だに、コロナウイルスは収束しておらず、人類の行動がいかに正しかったのかとはっきり評価することは不可能である。
しかし、人々は、”当たり前”に感謝し、自体の収束を願うとともに、自分にできることを懸命に実践している。
まさに、コロナウイルスの脅威と戦っているのだ。
［東京女子大学　山口 紗季］