【3月22日 AFP】中国サッカー協会(CFA)は21日、同国代表の武磊(Lei Wu、ウー・レイ)がCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)と診断されたと発表した。

 同選手が所属するスペイン1部リーグのRCDエスパニョール(RCD Espanyol)から報告を受けたと明かしたCFAは、「武磊は軽い症状が出ており、現在は治療を受けている」と発表。「CFAは武磊、そしてクラブと緊密にコミュニケーションをとっており、必要に応じてあらゆる支援を提供する。武磊の一刻も早い回復を願う」

 国営新華社(Xinhua)通信は、28歳のFWがバルセロナ(Barcelona)の自宅で自主隔離していると報じた。欧州五大リーグでプレーする唯一の中国人選手である武磊は、2019年1月に同国スーパーリーグ(1部)の上海上港(Shanghai SIPG)からエスパニョールに移籍した。

 昨年末に中国中部の武漢(Wuhan)で発生した新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)により、世界で1万人以上が命を落としている。(c)AFP