【2月12日 AFP】カンボジア北東部モンドルキリ(Mondulkiri)州にある野生動物保護区で10日、池にはまって出られなくなったゾウの救出活動が行われた。

 環境省報道官によると、ゾウは同日早朝に池に落ちたとみられ、当局と地元住民らの誘導により無事脱出に成功した。

 動物保護団体によると、カンボジアには野生のゾウ約400頭が生息しており、このうち約50頭は捕獲されている。北東部と南東部の森林地帯では、違法な森林伐採によりゾウの生息域が縮小している上、象牙などの需要により個体数は危機的状況に直面している。

 映像はカンボジア環境省提供。(c)AFP