イケア、たんす死亡事故の遺族に50億円 米史上最高額か
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【1月8日 AFP】米国で2017年、当時2歳の男児がスウェーデンの家具大手イケア(IKEA)製のたんすの下敷きとなって死亡した事故で、同社は遺族への4600万ドル(約50億円)の支払いに同意した。遺族の弁護士が7日、明らかにした。
ヨゼフ・デュデク(Jozef Dudek)ちゃんは2017年5月、米カリフォルニア州の自宅でイケアのたんす「マルム(Malm)」の下敷きとなり、首に損傷を受けて窒息死した。同製品はこの1年前、一連の類似事故を受けてリコールされていた。
法律事務所フェルドマン・シェパード(Feldman Shepherd)の発表によると、ヨゼフちゃんの両親は2018年、製品の安全性や安定性を高める取り組みを怠ったとしてイケアを提訴した。
イケアは6日、遺族に4600万ドルを支払うことに同意。同法律事務所は、不法行為による子どもの死をめぐる和解金としては米国史上最高額の可能性があるとしている。
同法律事務所は2016年にも、マルムのたんすに関連した類似の死亡事故をめぐり3家族に合計5000万ドル(約54億円)を支払う和解合意をイケアから取り付けていた。
イケアはAFPに対し、今回の和解が成立したことを認めた。同社は声明文で「家庭での安全というこの非常に重要な問題について、当社は引き続き積極的かつ協力的に取り組むことに尽力する。当社は改めて、心からの哀悼の意を表明する」と述べている。(c)AFP