【12月31日 AFP】(更新)女子テニスの元世界1位、マリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は30日、ワイルドカード(主催者推薦)を受けたブリスベン国際(Brisbane International 2020)で、2020年シーズンをスタートさせると明かした。

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 32歳のシャラポワは、今年8月に行われた全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2019)初戦で、長年のライバルであるセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)に敗れた試合以降、公式戦には出場していない。

 インスタグラム(Instagram)に投稿したビデオメッセージの中でシャラポワは「ハイ、ブリスベン。とてもブリスベンが恋しいですが、そちらの大会、あなたの街でシーズンのスタートを切ることにとてもワクワクしています」「数日の間に皆さんとお会いできることを楽しみにしています」と語っていた。

 また、ブリスベン入りしたシャラポワは31日、報道陣に対し「若かったころは30歳を過ぎてもプレーをするなんて全く思ってもいなかった」「でもまだ自分の中には出せるものが多くあると感じている。まだ自分の中の炎は燃えている」と語っている。

 2019年シーズンは肩の負傷もあり、わずか15試合の出場にとどまったシャラポワは、世界ランクを133位まで下げているが、「肩の状態が健康なままで、自分の体が言うことをきいてくれさえすれば、まだ自分には多くの時間が残されていると期待している」と続けた。

 2015年大会を制したシャラポワに加え、来年1月6日に開幕するブリスベン国際には世界ランク1位のアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)や大坂なおみ(Naomi Osaka)、カロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)、エリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)、ペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)、キキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)といった世界ランクトップ10の選手が出場する。(c)AFP