【12月18日 AFP】米大リーグ(MLB)のセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)は17日、韓国人投手の金廣鉉(Kwang-Hyun Kim、キム・グァンヒョン)と2年契約を結んだと発表した。

 2007年から韓国プロ野球のSKワイバーンズ(Sk Wyverns)一筋でプレーしてきた金は31歳の左腕。

 2017年は靱帯(じんたい)を再建するトミー・ジョン(Tommy John)手術を受け、シーズンを完全に棒に振ったが、31試合に登板した今季は190回と3分の1を投げて17勝6敗、防御率2.51、180奪三振という成績をマーク。キャリア通算では防御率3.27、9イニング平均7.8奪三振を記録している。

 金がMLB入りに挑戦したのは今回が2度目で、2014年にはサンディエゴ・パドレス(San Diego Padres)が200万ドル(約2億2000万円)で同選手の交渉権を獲得していたが、最終的に合意に至らなかった。

 2008年の北京五輪で韓国の優勝に貢献した金は、2009年のワールド・ベースボール・クラシック(World Baseball ClassicWBC)と2014年の第17回アジア競技大会(17th Asian GamesAsiad)で準優勝を経験している。(c)AFP