【12月17日 AFP】米航空機大手ボーイング(Boeing)は16日、2度の墜落事故で346人の死者を出し世界で運航停止となっている737MAX型機の生産を2020年1月から一時的に停止すると発表した。米規制当局は、2020年より前に同型機の運航許可を出すことはできないとしていた。

 インドネシアとエチオピアでの墜落事故を受け、同型機は3月から世界で運航停止とされてきたが、ボーイングは月産40機のペースで生産を続けていた。

 ボーイングは、現時点では生産停止による一時帰休は考えていないとしている。しかし、同型機の部品を供給している企業の将来が危ぶまれている。(c)AFP