【12月30日 AFP】インドネシアの文化の中心として知られるジョクジャカルタ(Yogyakarta)に、フィッシュセラピーを受けながら食事ができるレストランがある。

 オープンテラスになっている店内の床では、足首ほどの高さまで張られた水の中を約7000匹のレッドナイルティラピアが泳ぎ回り、はだしになった客がテーブルにつくとその足元に集まる。客が食事する間、魚も客の足の古い角質などを食べるのだ。

 今年6月、店主が地元住民向けにオープンしたこの店「Soto Cokro Kembang」は、フィッシュセラピーが話題となり、各地から客が集まるようになったという。

 フィッシュセラピーについては、東南アジアの多くのスパで実施されている一方、否定的な見方もあり、欧米の一部の都市などでは衛生面の観点から禁止されている。(c)AFP