【11月12日 AFP】米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)、元デトロイト・ライオンズ(Detroit Lions)のWRで、現役時代にはけがやフィールド外の問題に悩まされたチャールズ・ロジャーズ(Charles Rogers)氏が、38歳で亡くなっていたことが元チームメートによって11日に明らかにされた。地元メディアの報道では、死因については明らかにされていない。

 ミシガン州立大学(Michigan State University)時代にロジャーズ氏とチームメートだったクリス・ベイカー(Chris Baker)氏は、自身のツイッター(Twitter)に、「スパルタンズ(Spartans、ミシガン州立大学スポーツチームの愛称)で兄弟だったチャールズ(・ロジャーズ)が亡くなったと知り、打ちのめされた」「けさ彼のお母さんと話した。どうか、彼女と彼の子どもたちのために祈ってくれ。それからこのつらい時に際して、彼らのプライバシーを尊重してほしい。Rip(安らかに眠れ)チャック」とつづった。

 ロジャーズは2003年のドラフトでライオンズから全体2位指名を受け、大きな期待とともにNFL入りを果たした。しかし、プロとしてのキャリア序盤に2度の鎖骨骨折に見舞われるなど、プレーしたのはわずか3シーズンのみ。2005年には3度目の薬物規定違反が発覚して4試合の出場停止となり、処分明けに試合に復帰したものの、2006年にはライオンズを解雇されていた。

 その後はマイアミ・ドルフィンズ(Miami Dolphins)やニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)、タンパベイ・バッカニアーズ(Tampa Bay Buccaneers)のトライアウトを受け、いずれも不合格に終わったロジャーズは、NFL通算で15試合に出場して36キャッチ、440ヤードを獲得し、4本のタッチダウンを記録した。(c)AFP