【9月25日 AFP】28日にラグビーW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)の日本戦に臨むアイルランドの司令塔、SOジョニー・セクストン(Johnny Sexton)が、24日の練習を一部回避して負傷箇所のリハビリに務めた。

 2018年のワールドラグビー(World Rugby)年間最優秀選手に選出されているセクストンは、チームの大黒柱である一方、負傷も多い選手。そのため技術コーチのリッチー・マーフィー(Richie Murphy)氏は「彼が試合2日後の練習を控えるのは珍しいことではない」「きょうはリハビリをこなしたが、同時にチーム練習にも一部参加した。今は経過を観察中だ」「26日には完全合流できると思っている」と強調した。

 チームは22日に行われたスコットランドとの初戦に27-3で完勝したが、セクストンはキッカー役をコナー・マレー(Conor Murray)に譲り、さらに試合中には太ももに軽傷を負った。セクストンが欠場した場合はジョーイ・カーベリー(Joey Carbery)が代役に入り、キッカーも務めるとみられる。

 一方、CTBバンディー・アキ(Bundee Aki)とFLピーター・オマホニー(Peter O'Mahony)は、頭部の負傷に関する検査をパスし、練習に完全合流したという。

 さらにマーフィー氏は、「非常に手ごわい」日本は簡単に勝てる相手ではないと付け加えた。日本はロシアとの大会開幕戦で、期待に沸くホームの観客の前で硬さが取れるまでに時間を要したものの、最終的には30-10で快勝を収めた。

 マーフィー氏は、「われわれは日本に大きな敬意を払っている」「非常に優れたチームだし、近年はそのことを証明している」と話している。(c)AFP/Luke PHILLIPS