【9月14日 Xinhua News】中国・浙江省(Zhejiang)寧波市(Ningbo)で6~8日の日程で行われた世界デジタル経済大会および第9回スマートシティ・スマート経済博覧会で、パンダのキャラクターでラッピングされたAIパンダバスが大勢の来場者の注目を集めた。

 同バスにある自動販売機には最新の「手ぶら決済」機能が搭載されており、多くの来場者がその機能を体験した。「手ぶら決済」は、カメラのマシンビジョンと動体認識技術が商品情報を識別し、利用者が手のひらをゆっくりとスキャンエリアにかざして軽く押すと、自動販売機のドアが開き、システムに搭載されたソフトウエアが自動的に決済を行うという仕組みになっている。

 同バスは自動音声応答機能も備えている。乗客は乗車後、スマートディスプレーの前で、バスの乗り換えについて直接「問い合わせ」ができる。乗客の座席後部にもディスプレーが設置されている。さらに、スマートバス自動運転技術、車載ロボット、ターゲティング広告の配信、乗客の動作モニタリングなどの機能も備えている。(c)Xinhua News/AFPBB News