【8月30日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は29日、FWロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が2023年まで契約を延長したと発表した。

 バイエルンとボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)で292試合のリーグ戦に出場し、計207得点を挙げている31歳のレワンドフスキは、「バイエルンは世界で3本の指に入る大きなクラブであり、傑出したチームだ。このクラブの一員であることを誇りに思う」と話した。

 年俸1500万ユーロ(約18億円)で、バイエルンにおける最高給取りの一人になると報じられるレワンドフスキは、チームとの契約が切れる2023年の6月には35歳が目前になっている。

 レワンドフスキは今オフ、戦力強化へ向けてクラブに選手の獲得を求めていた。チームはフィリペ・コウチーニョ・コレイア(Philippe Coutinho Correia)とイバン・ペリシッチ(Ivan Perisic)の補強に成功し、その要求は満たされたとみられているレワンドフスキは「チームが今後数年でより多くのことを成し遂げられると確信している」と語った。

 またバイエルンでは同日、ウリ・ヘーネス(Uli Hoeness)会長が退任の意向をクラブに伝えた。

 67歳のヘーネス会長は取締役会の場で、11月に行われる会長選に立候補しないとする報道を認めた。ヘーネス会長の後任には、スポーツ用品大手アディダス(Adidas)の元最高経営責任者(CEO)であるヘルベルト・ハイナー(Herbert Hainer)氏が就くとみられている。

 その一方でヘーネス氏は、引き続き監査役員を務めることになっている。(c)AFP/Ryland JAMES