【8月27日 AFP】世界柔道選手権(World Judo Championships 2019)は26日、都内の日本武道館で2日目が行われ、男子66キロ級で丸山城志郎(Joshiro Maruyama)が、女子52キロ級で阿部詩(Uta Abe)が金メダルを獲得した。

 25日の大会初日で金メダル獲得に失敗した日本勢だったが、素早く平常運転に戻り2階級を制覇。来年の東京五輪に向けて相手を威嚇した。

 丸山は準決勝で、大会2連覇中の阿部一二三(Hifumi Abe)から思わぬ勝利を挙げると、決勝では韓国のキム・インファン(Lim-hwan Kim)から一本を奪い、金メダルを獲得した。

 一方3位決定戦に回った阿部一二三は、イタリアのマヌエル・ロンバルド(Manuel Lombardo)を退けて銅メダルを手にした。

 連覇がならなかった阿部一二三を兄に持つ阿部詩は、決勝でロシアのナタリア・クジュティナ(Natalia Kuziutina)からわずか28秒で一本勝ちを収め、2連覇を達成している。(c)AFP