【8月10日 AFP】米中西部のミズーリ州で8日、アサルトライフルで武装し、防弾チョッキと戦闘服を着用した状態で米小売り大手ウォルマート(Walmart)の店舗に入った20歳の男が、「テロの脅威」をもたらした疑いで逮捕された。警察が発表した。

 事件は人口16万人のスプリングフィールド(Springfield)で発生。発砲はなく、けが人が出たとの情報もない。

 警察によると、逮捕されたドミトリー・アンドレイチェンコ(Dmitriy Andreychenko)容疑者は警察が到着するまでの間、銃を所持していた非番の消防士によって取り押さえられていた。警察は「捜査は進行中で、彼の動機を特定しようとしている」と述べている。

 米国ではここ1週間足らずの間に、テキサス州エルパソ(El Paso)のウォルマートで白人至上主義者を公言した男が22人を殺害する事件と、オハイオ州デートン(Dayton)で男が9人を射殺する事件が相次いで起きていた。(c)AFP