【7月25日 AFP】韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮が25日未明に海に向けて発射した飛翔(ひしょう)体について、「短距離ミサイル」2発だったことを確認したと発表した。

【図解】北朝鮮のミサイル

 韓国軍当局者はAFPに対し、「飛距離は1発が430キロ、もう1発はそれよりやや長かったとみられる」と語った。米国と合同でこれらのミサイルの分析を進めているという。金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長が「現場で発射を監督したかは不明」としている。

 岩屋毅(Takeshi Iwaya)防衛相は同日、北朝鮮が発射した「飛翔体」が日本の領海外に着水したと発表。弾道ミサイルなら国連(UN)決議違反となるとして、「非常に遺憾だ」と述べた。(c)AFP