【7月17日 AFP】ボクシングの元世界王者、アミール・カーン(Amir Khan、英国)が、WBAウエルター級王者のマニー・パッキャオ(Manny Pacquiao、フィリピン)と11月にサウジアラビアで対戦することで合意したと話している。

【特集】写真で振り返る海外ボクサーのビフォーアフター

 カーンは前週12日、サウジアラビアのジッダ(Jeddah)でオーストラリアのビリー・ディブ(Billy Dib)と対戦し、4回TKOでWBCインターナショナル・ウエルター級のタイトルを獲得した。そして今、カーンは11月8日に再びサウジアラビアへ戻り、今度はリヤドでパッキャオと対戦することを考えている。

 カーンはパッキャオのスパーリングパートナーを務めたこともあり、2017年には一度対戦の話が持ち上がったが実現しなかった。そのパッキャオは、20日にキース・サーマン(Keith Thurman、米国)との防衛戦を控えている。

 16日に英ボルトン(Bolton)のジムで地元メディアの取材に応じたカーンは、「マニー・パッキャオとサインできて夢のようだ」「彼が署名欄にサインしたのは素晴らしい。サーマン戦の結果にかかわらず、ビッグファイトになると思う」と話した。

 カーンはこう話しているが、パッキャオの側からは合意を正式に認めるコメントは出ていない。現在40歳のパッキャオは、プロ24年のキャリアで61勝7敗2分け、対する32歳のカーンは34勝5敗の戦績を残している。(c)AFP