大統領訪問拒否の米女子サッカー選手、民主議員の招待に応じる
発信地:ワシントンD.C./米国
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【6月30日 AFP】女子サッカーW杯フランス大会(FIFA Women's World Cup 2019)に出場している米国代表の主将で、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領からのホワイトハウス(White House)招待を拒否すると語っていたミーガン・ラピノー(Megan Rapinoe)が、著名な米民主党議員からの下院への招待を受けた。
民主党の新星として躍り出た若き下院議員のアレクサンドリア・オカシオコルテス(Alexandria Ocasio-Cortez)氏は28日、「ホワイトハウスではないかもしれませんが、ラピノーと女子サッカー米国代表の全員の下院見学を、いつでも歓迎します」とツイッター(Twitter)に投稿した。
ラピノーは早速「承ります」と返信し、さらにオカシオコルテス氏が「楽しみ!」と応じた。
ラピノーは女子W杯でチームをけん引しており、28日に行われたフランスとの準々決勝では2得点を挙げて母国を2-1の勝利に導いた。決勝進出を懸け、米国は来月2日にイングランドと対戦する。
仮にトランプ大統領が女子米国代表チームを首都ワシントンに招いたとしても出向かない意向を示していたラピノーは、さらには大統領の政策や人格に抗議すべく、チームメートにも同調を促していた。
これを受けてトランプ大統領は、「口を開く前に勝つべきだ! 仕事を終わらせよ!」と怒りつぶやきを投稿していた。(c)AFP