【6月24日 AFP】女子サッカーW杯フランス大会(FIFA Women's World Cup 2019)は23日、決勝トーナメント1回戦の試合が行われ、フランスはアマンディーヌ・アンリ(Amandine Henry)が延長戦に決勝ゴールを挙げ、ブラジルに2-1で勝利して8強入りを果たした。

 ヴァレリー・ゴヴァン(Valerie Gauvin)のゴールで先制したフランスは、タイーザ(Thaisa de Moraes Rosa Moreno)に同点弾を許し、試合は延長戦に突入。すると107分、キャプテンのアンリが劇的な勝ち越しゴールを挙げ、開催国のフランスが接戦をものにした。

 フランスは28日、前回王者の米国とスペインの勝者と準々決勝で対戦する。

 フランスのコリンヌ・ディアクル(Corinne Diacre)監督は、仏テレビTF1に対し「相手は手強く、非常に激しい試合だった」「われわれは全力を尽くし、諦めなかった」と話した。

「準々決勝にまでたどり着くことができた。これこそ、われわれが求めていた結果」

 大会前に優勝候補に挙げられていたフランスはこれで3大会連続の8強入りとなり、一方のブラジルはオーストラリアに敗れた前回大会に続く決勝トーナメント1回戦での敗退となった。(c)AFP