【6月2日 AFP】今月イランを訪問する安倍晋三(Shinzo Abe)首相が、同国の最高指導者アリ・ハメネイ(Ali Khamenei)師と会談する方針であることが分かった。毎日新聞(Mainichi Shimbun)が2日、報じた。米国とイランの仲介役を目指すという。

 イランと米国の間で緊張が高まる中、安倍首相は両国の橋渡しをすべく、イランを公式訪問する考えだという。毎日新聞の報道によると、日本の首相がハメネイ師と会うのは初めて。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は先週国賓として日本を訪れた際、イランとの対話を排除しない姿勢を示し、安倍首相の計画を容認したとみられている。

 毎日新聞が政府関係者の発言を引用して伝えたところによると、安倍首相は今月12~14日の日程でイランを訪問。まずハッサン・ロウハニ(Hassan Rouhani)大統領と会談した後、ハメネイ師との会談に臨むという。(c)AFP