【5月25日 CNS】中国・浙江省(Zhejiang)義烏市(Yiwu)で、新しく店頭に並べられた「中国スタイル」をモチーフにした中国伝統薬の香り袋。

 毎年、端午の節句(旧暦5月5日、新暦で今年は6月7日)の頃になると、義烏市がある浙江省中部地方では、ちまきを食べたり、女性は香り袋を身に着けたりする風習がある。蒸し暑い季節に入り、細菌が繁殖しやすく、蚊や虫も出てくるため、香り袋は邪気を払い、殺菌効果もあるとして好まれている。

 義烏市に本店がある有名な漢方薬局「三渓堂(Sanxitang)」の伝統薬の香り袋には、ヨモギやハシドイなどの薬草が入れられている。(c)CNS/JCM/AFPBB News