【5月14日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)は13日、インディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)やオーランド・マジック(Orlando Magic)を率いたフランク・ボーゲル(Frank Vogel)氏を新ヘッドコーチ(HC)に迎え、複数年契約を結んだと発表した。

 45歳のボーゲル氏は2010年から2016年までペイサーズを指揮し、その後はチーム再建中のマジックを2年間率いた。ペイサーズでは5度のプレーオフ出場を果たし、2013年と2014年は2年連続で東カンファレンス決勝にチームを導くなど、NBAでの戦績は8シーズンで304勝291敗となっている。

 スター選手のレブロン・ジェームズ(LeBron James)が加入するも、6季連続でプレーオフ進出を逃したレイカーズの新指揮官については、クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)でジェームズを指導したティロン・ルー(Tyronn Lue)氏の名前も挙がっていたが、交渉は破談に終わっていた。

 レイカーズは先月、HCを務めていたルーク・ウォルトン(Luke Walton)氏を解任しており、先週末に複数のメディアがボーゲル氏の指揮官就任を報じていた。

 また、今季を19勝63敗で終え、チーム再建を目指すキャバリアーズは、大学バスケで豊富な指導経験を持つジョン・ビーライン(John Beilein)氏を新HCに迎えると発表した。

 ジェームズが退団し迎えた今季、キャバリアーズは開幕からわずか6試合を終えたところでHCを務めていたルー氏を解任。ビーライン氏は、暫定的に指揮官を務めていたラリー・ドリュー(Larry Drew)氏の後任となる。(c)AFP