【5月10日 Xinhua News】中国浙江省(Zhejiang)杭州市(Hangzhou)浜江(Binjiang)区の白馬湖動漫(アニメ・マンガ)広場で4月30日から開催されていた第15回中国国際アニメ・マンガフェスティバル(中国国際動漫節、CICAF)が5日、閉幕した。出展規模や参加人数、取引額など複数の統計で過去最高を記録した。

 今回のフェスティバルには86カ国・地域が参加した。5日午後2時半時点の大まかな統計によると、国内外の企業・組織2645社(団体)、バイヤーや出展事業者、業界関係者5778人が出展または参加した。1368の項目で成約や調印、または協力合意が行われ、成約額は139億8400万元(1元=約16円)に達した。会場での売り上げ25億2000万元を合わせると合計取引額は165億400万元となった。各会場でのイベントには計延べ143万6000人が参加し、メイン会場のイベントは延べ38万1000人を動員した。各種統計は軒並み過去最高を記録した。

 会場では世界20カ国・地域の企業193社がブースを設けた。米ウォルト・ディズニーも初出展し、フェスティバルは歴史的な節目を迎えた。同社のブースでは、創刊80周年を迎えた「マーベル・コミック」の代表的なシリーズやキャラクターが多数展示された。ゲーム会社のソニー・インタラクティブエンタテインメントや米ブリザード・エンターテイメント、日本の玩具最大手のバンダイなども出展し、海外出展エリアが全体に占める割合は20%に拡大された。(c)Xinhua News/AFPBB News