【5月6日 AFP】18-19スペイン1部リーグは5日、第36節の試合が行われ、ジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督の批判に選手が奮起したレアル・マドリード(Real Madrid)は、マリアーノ・ディアス・メヒア(Mariano Diaz Mejia)が2得点を挙げるなどビジャレアル(Villarreal CF)に3-2で勝利した。

 前節0-1で敗れたラージョ・バジェカーノ(Rayo Vallecano)戦後、ジダン監督は選手の姿勢に疑問を投げかけた。そして大きくメンバーを入れ替えた今節は、ルカ・モドリッチ(Luka Modric)とギャレス・ベイル(Gareth Bale)はベンチにすら入らなかった。

 ジダン監督は「私は監督だ。私は選手を選ぶ、それだけだ」とコメントしている。

 代わりにジダン監督は、昨夏フランス・リーグ1のオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)から加入したものの出場機会が限られていたマリアーノをはじめ、ヘスス・バジェホ(Jesus Vallejo)、ブラヒム・ディアス(Brahim Diaz)、フェデリコ・バルベルデ(Federico Valverde)ら若手を起用した。

 マリアーノの2得点とバジェホのクラブ初ゴールで3点を奪ったレアルは、終了間際にハウメ・コスタ(Jaume Costa)にゴールを許してビジャレアルに1点差に詰め寄られたが逃げ切った。

「ラージョ戦よりも良い内容だった。われわれはそれを必要としていたし、選手もそれを必要としていた。素晴らしいプレーだった。われわれは仕事をし勝利した」(c)AFP