【5月2日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)は1日、準決勝第1戦が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はリオネル・メッシ(Lionel Messi)の2ゴールなどで、リバプール(Liverpool FC)に3-0で勝利した。

 バルセロナは前半、元リバプールFWルイス・スアレス(Luis Suarez)が先制点を奪うと、終盤にはメッシが華麗なFKを含む2得点をマーク。ホームで快勝を収め、決勝進出へ大きく前進した。

 メッシがバルセロナでの通算600ゴール目となるFKをゴールの隅に突き刺すと、リバプールのユルゲン・クロップ(Juergen Klopp)監督は笑うことしかできなかったが、この結果はアウェーチームにとって厳しいものとなった。第2戦は本拠地で7日に行われるが、2年連続の決勝に駒を進めるには奇跡を起こす必要がある。

 前半はバルセロナと互角に渡り合い、後半の序盤は優位に戦いを進めたリバプールは、メッシに2ゴールを許した後にアウェーゴールを手にするチャンスがあったが、モハメド・サラー(Mohamed Salah)のシュートはポストをたたき得点にはならなかった。

 すでにリーグ優勝を決めているバルセロナが、今週末のセルタ(Celta de Vigo)戦では多くの主力を温存するとみられる一方、リーグ戦で首位マンチェスター・シティ(Manchester City)に1ポイント差をつけられているリバプールは、敵地で4日に行われるニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)戦も全力で臨まなければならず、逆転での決勝進出へ不利な状況となっている。(c)AFP