【4月22日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは21日、第35節の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)はエバートン(Everton)に0-4で大敗した。ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)監督は、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)出場権獲得が遠のく、クラブに「ふさわしくない」結果をサポーターに謝罪した。

 6位のユナイテッドは、リシャルリソン(Richarlison)、ギルフィ・シグルズソン(Gylfi Sigurdsson)、リュカ・ディニュ(Lucas Digne)、セオ・ウォルコット(Theo Walcott)にゴールを決められて公式戦ここ8試合で6敗目を喫した。

 スールシャール監督は英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対し、「最初のホイッスルが鳴ってからすべてがおかしかった」とコメント。「ファンには謝罪しかない。きょう堂々と顔を上げてもいいのは彼らだけだ。われわれにはそうすることはできないのだから」

「エバートンはすべての部分でわれわれを上回っていた。結果を手にするために改善しなければならないことがたくさんある。才能も十分ではない」

「マンチェスター・ユナイテッドというチームにふさわしくないパフォーマンスだった。クラブの関係者全員に謝罪する。われわれには汚名をそそぐ最高のチャンスが水曜日にある(24日のマンチェスター・シティ<Manchester City>戦)」

 一方で現役時代にユナイテッドでプレーした指揮官は、シーズンが終わるまでにチームの運命を自ら好転させることができると強調した。

「長期間好調だった。優勝どころかトップ4に入るのも厳しいリーグだ。(強豪の)6クラブがいて、そしてエバートンもそこに割り込もうとしている」「好転させることができる。サッカーは人生と同じで、状況は目まぐるしく変わる。われわれは良い方へ向いていかなければならない」

 また、ユナイテッドのOBでスールシャール監督とともにプレーしたギャリー・ネビル(Gary Neville)氏は、アレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)氏が勇退した2013年以降のクラブの組織体制を一貫して批判している。

 ネビル氏は21日、「悪臭がする」チームを容赦なく断じた。「ユナイテッドの選手としてきょうは見るに耐えないものが何人かいた。怒り狂っている。オレ(スールシャール監督)を全面的に信頼し、クラブは彼をサポートしなければならない」「だがそこには大きな問題がある。悪臭がするようなパフォーマンスだったと言わざるを得ない」 (c)AFP