【4月16日 Xinhua News】中国福建省平潭(Pingtan)県の澳前(Aoqian)鎮、流水鎮、竜王頭沖にここ数日、「ブルーの涙」が姿を現している。青い光がまるで夜の海にはめ込まれたサファイアのネックレスのように浮かび上がり、ホタルの光のように瞬き、息をのむ絶景を生み出す。

 「ブルーの涙」の正体は介形虫の一種、ウミホタルの群れだ。入り江に生息する発光性の浮遊生物で、体内に発光腺の構造を持ち、波の刺激を受けると青白色の光を発する。砂浜に帯状に分布し、青い銀河のように見える。(c)Xinhua News/AFPBB News