【4月11日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2019)は10日、グループステージ第3節が各地で行われ、グループFでは広州恒大(Guangzhou Evergrande FC、中国)は、本田圭佑(Keisuke Honda)が所属するメルボルン・ビクトリー(Melbourne Victory、オーストラリア)に4-0で快勝した。

 広州を率いるファビオ・カンナヴァーロ(Fabio Cannavaro)監督は、指揮官を兼任する中国代表ではスタートにつまずき批判を浴びているが、クラブチームでは別の姿を見せた。

 3度目の優勝を目指す広州は、10分までにブラジル人FWタリスカ(Anderson Talisca)が2得点を挙げて序盤で試合を決めた。

 同組ではサンフレッチェ広島(Sanfrecce Hiroshima)が大邱FC(Daegu FC、韓国)を2-0で下し、勝ち点を6に伸ばした。広州、広島、大邱が同勝ち点で並んでいるが、得失点差により広州が首位に立っている。

 一方、グループHの川崎フロンターレ(Kawasaki Frontale)は、後半アディショナルタイムにキム・スアン(Su-an Kim)にゴールを許して蔚山現代(Ulsan Hyundai、韓国)に0-1で敗れた。

 同組の上海上港(Shanghai SIPG、中国)は、89分にエウケソン(Elkeson)がゴールを決めて追いつき、シドニーFC(Sydney FC、オーストラリア)と3-3で引き分けた。スター選手をそろえる上海だが、第3節を終えて1勝1敗1分けと波に乗れていない。

 グループHは勝ち点7の蔚山が首位に立ち、同4の上海が2位、同3の川崎が3位につける。シドニーは2ポイントで最下位となっている。(c)AFP