【4月2日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のオレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)監督は1日、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)への移籍がうわさされるMFポール・ポグバ(Paul Pogba)から退団する意思はないと言われたことを明かした。

 ポグバは国際Aマッチが行われていた先週、フランスの伝説的選手であるジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督が率いるレアルについて「あらゆる選手にとって夢のクラブだ」と述べていた。その後には、もしポグバがユナイテッドに別れを告げると決めた時はレアルから歓迎されるだろうとジダン監督が語ったことで、火に油を注いでいた。

 レアルが欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)でアヤックス(Ajax)に屈し16強で敗退となり、リーグ戦でも首位FCバルセロナ(FC Barcelona)に12ポイント離されるなか、ジダン監督には今夏の移籍マーケットでチーム刷新のための多額の予算を用意される見通しとなっている。

 スールシャール監督は、先週にユナイテッドの正指揮官に就任したばかりだが、チームで最も傑出した選手であるポグバの去就に再び注目が集まっている。

 レアルは過去に、デビッド・ベッカム(David Beckham)氏やクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)といったスター選手をユナイテッドから獲得したことがあるが、スールシャール監督はポグバの状況を心配していないと話した。

「ポールと1対1で話をすればいいと思っていたし、特に心配していない」「すでにポールとは話したし、関係は良好だ。ここで最大限のことをやってくれるだろう。私が選手としても人としてもとても気に入っていることを彼も知っているからだ。このチームにとって重要な存在だし、問題はない。彼はここで幸せだ」 (c)AFP/Adam LANIGAN